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診療方針policy&FAQ

方針イメージ

 国立病院横浜医療センターを辞する1年前,横浜市医師会の依頼で
「勤務医ニュース」(小新聞)に投稿しました.

 末期癌の患者さんが亡くなる時に常に感じることがある.患者さんや御家族がこの病院で最期の時を過ごし,最後に私が主治医でよかったと思ってくれただろうかと.
 患者さんが病院を選んだり主治医を選んだりすることはセカンドオピニオンが発達した今日では可能かもしれないが,現実にはそう簡単にできることではない.
だからこそ,この先生に会えてよかったと患者さんから思われるような主治医になりたいと思う.
                  (中略)
 亡くなられた患者さんから感想を聞くことはできないが,ご家族の態度で患者さんが満足したかどうかを推察することは可能である.私は医師になってよかったと心から思えることが3回ある.患者さんの納骨式に2回招待されたことと形見分けをいただいたことである.不肖な医師であるが心底嬉しかったし医者冥利に尽きるだけである.
 近年インフォームドコンセントの重要性が認識されているが,どんなに細かく説明しても書類の体裁を整えても「情」がなければ信頼できる医師と関患者さんの関係が構築されることはないだろう.
 癌治療では告知を含むインフォームドコンセントから末期癌の治療まで,「情」を患者さんが感じられなければ満足してもらえないのではないかと感じるこの頃である.


あの頃感じていた思いは今も揺らぐことはなく,何が患者さんとの関係で大切なのかを忘れないようにしています.これが私の診療方針です.若杉診療所を開設してからも納骨式に1回招かれました.本当にありがたく嬉しいことです.

在宅医療について

 開設当初は依頼があれば通院歴がなくても在宅医療を引き受けていました。今ほど在宅医療を担う施設がなかった平成16年〜18年頃のことです。その後は在宅医療専門のクリニックが増加して患者さんが病院から在宅に移行する時は病院の地域連携室が在宅医と患者さんの調整をしてくれるようになりました。
 初診から在宅医療を担うと時間をかけて築き上げる「家庭医」にはなれず,余命の限られた末期癌の患者さんには私が主治医になっても満足していただけるかどうかわかりません。
 私が診ている患者さんが通院困難になっても私の診療を希望するなら在宅医療に移行し、時が経過して具合が悪くなっても本人と御家族の希望があれば,住み慣れた在宅で看取るのが「情の通いあった医療」だと思います。
 このスタイルは昔なら別に珍しいことではなかったと思います。しかし最近ではそういうことを実践する医師が少なくなり、特に都会ではこのような在宅医療は成り立たないとよく言われます。
 いろいろな御意見があると思いますが、私は外来診療の限られた時間の中で「家庭医」としての責務を全うするため、当院にかかりつけの患者さんを対象として在宅医療を行うことにしました。


若杉診療所若杉診療所

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